この投稿では、白菜の育て方(栽培方法)について紹介させていただいております。秋から冬にかけて栽培し収穫できる白菜。鍋やお漬物にすると、美味しいですよね〜
白菜のための土づくりは、他の野菜と同様に牛糞堆肥、化成肥料を撒いて、土が柔らかくなるようによく混ぜ込みます。
幅が90cm程度の畝をつくり、一つの畝に2列ずつ種を蒔きます。
2016年は、4列の畝をつくりました。
白菜の種蒔き
2016年8月15日
これが白菜の種です。80日かけて大きくなる種類です。ホームセンターなどに行くと様々な日数の種が売られています。母は、長い期間かけて育つ種の方が美味しいと言います。
畝の表面を、平らによく均しておきます。種を蒔く位置に、一升瓶などで窪みを付けていきます。間隔は30cm程度で良いです。
一つの窪みに、5粒程度の種を蒔きます。
種を蒔いたら、その上に土を被せます。深すぎず、数ミリ程度の土を軽くサラサラと撒きます。土を被せたら「おがくず(または籾殻)」を撒きます。これは、土が薄いため雨などで種が流されないようにするためです。以前は籾殻を使用していましたが、残ったお米を食べにスズメが群がるので、今はおがくずを使用しています。
白菜の成長記録
白菜の発芽
3日後には、もう発芽していました!(2016年8月18日)
白菜の苗の間引き
白菜の苗が大きくなって来ました。1箇所からたくさんの苗が出ているので、間引きをします。(2016年9月3日)
大きい株を残していきます。1回の間引きで、小さい株を1株ずつ採り、数回に分けます。徐々に、大きく育つ苗を見極めていきます。間引く苗も美味しくいただけます。
選りすぐった1株が、大きくなって来ました。
2016年9月16日
2016年9月28日
白菜の結球
白菜は、キャベツやレタスと同じように結球します。この地方では握る(にぎる)と言います。しかし、苗の時期に気温が低いなどの理由から上手く結球しないこともあります。
また、この年は秋の長雨の影響からか、小玉で多くの葉が枯れてしまう病気にかかってしまいました。
白菜の収穫
2016年11月10日
収穫が心配でしたが、中の玉は綺麗に育ってくれ、なんとか収穫することができました。野菜市場にも出すことができ、本当に良かったです。
レシピ
レシピといっても、ここではお漬物しか出てきません。朝食、昼食そして夕食に、どんな料理にもよく合います。
朝食
昼食
夕食
ここ、岐阜県飛騨地方には、お漬物を鍋で煮て食べる「煮たくもじ」という郷土料理があります。くもじとは、漬物のことです。だし醤油を加えたり、卵でとじたり味を変えて楽しみます。
まとめ
2016年は、秋の長雨で病気がちになってしまった白菜でしたが、2017年は立派な玉に育ってくれました。ちょっとした気候の差で、こんなにも出来が異なることに驚いています。毎年、同じようにいただいている野菜ですが、決して当たり前ではないんですね。感謝していただいています。
今年は白菜が1玉800円だと、大阪のお友達が言ってました。こちらではスーパーで4分の1玉が158円(税抜き)でした。年金暮らしのご夫婦が、「高いね~♪」と言って、買わずに通り過ぎていきました。我が家の冬はいつもお鍋つくしですが、今年はたまにしかお鍋を食べれません。たまで良いので、美味しい白菜やお野菜一杯のお鍋を囲んでみたいですね。小さな夢でした~♪(笑)
おかげさまで、ありがとうございます!
ご両親、元気そうで何よりです。