里芋の「葉」が大好きです。トトロが傘にしていたアレですね!
我が家でも、毎年里芋を作っています。恥ずかしながら、今までは里芋の皮剥きが面倒で好きではありませんでした。
しかーしっ!
自分で料理をするようになり、一つ一つの食材の味をしっかり味わうようになったこの頃、里芋の美味しさには驚きを隠せません!
そんな里芋を育て、成長を記録し、美味しくありがた〜く食べさせていただきましたので、報告させていただきます!
里芋の種芋を植える
5月5日こどもの日、里芋の種芋(たねいも)を植えます!よく晴れて、すばらしい日になりました!
それでは、順に説明させていただきます。
土づくり
あらかじめ土は柔らかく耕してあります。
種芋を植えるために、畝をつくります。3列分用意しました。
肥料
畝と畝の間に、肥料を入れます。写真は牛糞堆肥です!
堆肥を土で埋めます。
堆肥を入れた溝の横から土をすくい、堆肥にかぶせます。堆肥の横に溝ができます。ここに種芋を植えます。
種芋を植える
これは、農協など種が売られているところから買ってきた、里芋の種芋です。
先ほど、埋めた堆肥の隣に作った溝に、種芋を植えます。間隔は、40cmくらいです。
こんな感じです。
こんな感じです。くどい?
父は種と種の間に、化学肥料(8-8-8など)を撒きます。
種に直接かけると腐ってしまうこともあるそうなので、避けます。
植えた種芋に土をかぶせます。
大きく、美味しく実ってね〜と念じながら・・・
のどかな日
連休中の5月5日、空を見上げればグライダーが飛んでいました。
草を書き分ければ、様々な生き物がいます。
発芽
種芋から芽が伸びてきました〜小さくても、里芋とわかりますね〜里芋の葉には、水滴がよく似合います。
5月28日(2016年)
里芋の成長
1ヶ月程度で、このくらいまで大きくなります。
6月10日(2016年)
里芋は、水分がたくさん必要なので、毎日たっぷり水をやることが必要です。
6月27日(2016年)
7月29日(2016年)
間引き
ひとつの種芋から、数束の茎が生えてきます。最も太く大きく育っている茎の束のみを残して、そのほかの細く短い束を切り、間引きします。
こうすることで、栄養を集中させて育てることができます。
8月13日(2016年)
収穫
5ヶ月間成長を続けてきた里芋を、いよいよ収穫させていただきます。
まず、葉っぱを切り落とし、茎のみにします。
10月5日(2016年)
茎のみにすることで、収穫しやすくなります。
根元の、茎から少し離れたところにスコップを刺して、掘り起こします。芋を傷つけないように。
立派な茎ですね。茎のすぐ下に一番大きな親芋があります。
親芋の周りに子芋、その周りに孫芋があります。
子芋、孫芋がたくさんついています。
一つの株から、たくさん採れますね〜。
茎も食べることができます。風通しの良いところに吊るして乾燥させます。
たくさんの里芋が収穫できました。
畑の横に流れている水路で洗わせていただきます。
今年の里芋は、豊作でした!1列、3個の種芋からこれだけの里芋が実ります!
感謝していただきます。
里芋のレシピ
レシピと言えるほどでもありませんが、おでんと煮物をつくりました。
下の写真は、親芋です。
親芋の皮を剥きます。親芋は、あまり売られていないかもしれませんが、食べると美味しいですよ〜。大きいですし。
下の写真は、子芋と孫芋です。綺麗な色ですね!
土鍋でおでんを作りました。
里芋、大根、ネギ、糸こんにゃく、厚揚げ、シーチキンの鍋。
里芋、大根、ニンジン、揚げもの、ちくわ、糸こんにゃくの鍋。
下の写真は、里芋とニンジンの煮物です。昆布かつお出汁で煮込みました。
これを食べた父が、「こんな美味いもんは、売らずに自分たちで食べたいなぁ〜」と息を漏らしましたww
まとめ
採れたての里芋は、煮込んでもホクホクしていて美味しいです。薄い出汁で里芋の味を楽しみます。
里芋が元気に育っているかどうかは、背の高さや葉の大きさでも確認できます。父はとにかくせっせと水をやって、大きく大きく育てていました。そうすれば、芋も大きく育っているのです。
干している茎ですが、今(12月3日)こんな感じです。干しズイキ(芋がら)と呼ばれている保存食です。煮物などで楽しむことができます。
食べたらまた報告させていただきます!