この投稿では、玉ねぎの育て方、収穫からレシピまで幅広く紹介させていただいています!採れたての新玉ねぎで、天ぷらと卵丼を作りましたので、レシピをご紹介します!
2015年は8月24日、2016年は9月4日に種を蒔きました。
玉ねぎのための土づくり
玉ねぎがよく育つように、土作りをします。基本は土に牛糞堆肥を混ぜてよく耕します。さらに、化成肥料として、ねぎや玉ねぎ用のものを使っています。
肥料を撒いたら、また土とよく混ぜ合わせます。種まきに備えて、表面をよく均(なら)します。
種を蒔くための溝をつけます。父手作りの道具です。10cm感覚の溝をつけることができます。
玉ねぎの種まき
玉ねぎは、秋に種を巻いて翌年の春頃に収穫することができます。これが、玉ねぎの種です。
付けた溝に、種を撒いていきます。間引き、植え替えをするので、ある分は全て蒔きましょう!
種を撒いたら、ホウキなどを使って、土で溝を埋めていきます。優しく撫でる感じです。
発芽のためには、水が必要です。たっぷり水を撒きましょう。その上から、干し草を被せて、日差しで種が焼けてしまわないように配慮します。
干し草の上から、さらに水を撒いて乾かないようにします。
玉ねぎの発芽
2016年9月11日、玉ねぎが発芽しました。発芽したら、干し草を取り除きます。
9月24日に、一度追肥しました。
玉ねぎの植え替え・ネキリムシ対策
玉ねぎの苗が十分に育った10月12日、植え替えをしました。
植え替えは、苗を一本ずつ10cm感覚で植えていきます。細い苗は、ネキリムシなどによって、根を食い切られてしまいます。父は、苗の根の少し上をチラシ紙などを巻いて保護して丁寧に植えています。これにより、被害がかなり軽減されるそうです。
2016年10月25日、苗が順調に成長しています。
2016年11月10日、この地方では霜が降りたり、雪が降り出したりする季節です。雪のしたでも、玉ねぎの苗はいき続けるのです。
玉ねぎの成長
一冬を越して、成長してます。すごいです!葉が伸びてきた玉ねぎ(20160402撮影)
玉ねぎの葉が、太く長く成長してきました。
大きくなってきた玉ねぎの葉(20160416撮影)
玉ねぎの茎が、太く成長しています。(20160430撮影)
董立ち(とうだち)の玉ねぎ
今年は、近くのどの畑でも「とう立ち」の玉ねぎが多いと聞きました。「とう=薹」というのは花を咲かせる茎のことで、これが伸びることを「とう立ち」と言い、玉が成長しにくく硬い軸ができてしまいます。冬が暖かく、玉ねぎの成長が早すぎるとなりやすいそうです。蕾ができたら、摘み取って栄養分が花に吸い上げられないようにします。
また、茎が太くなりすぎないうちに収穫すれば、柔らかくて美味しいです。このような玉ねぎは、出荷せず我が家でいただいています。
とう立ちの玉ねぎを間引く(20160515撮影)
とう立ちの玉ねぎを半分に切ったところです。太い軸がありますね。(20160616撮影)
この軸を取り除けば、普通に美味しい玉ねぎとしていただけます。
「とう立ちの玉ねぎは普通売ってないから、書いても意味ないんじゃない?」(と母は言いますがw)
(20160616撮影)
玉ねぎの収穫
とう立ちは多くなりましたが、しっかり美味しく成長してくれました。
玉が大きくなり収穫を迎えた玉ねぎ(20160528撮影)
おかげさまで、出荷することもできました。感謝です。
出荷のための収穫(20160602撮影)
早朝収穫して、100円市場に出しています。
次々と見極めて収穫する母(20160529撮影)
下の写真は、出荷する新玉ねぎです!おいしそうですね~
毎日、このくらいずつ市場に出しています。常連さんが、多く買ってくださっているようです。ありがとうございます!
出荷する玉ねぎ(20160602撮影)
玉ねぎのレシピ
玉ねぎの天ぷら
それでは、玉ねぎを使ったレシピをご紹介しますね〜
はじめに、玉ねぎの天ぷらです!玉ねぎは、加熱することで、甘くなりとっても美味しくなります。天ぷらにすると旨みが閉じ込められたように甘くなります。おすすめですよ〜
さらに血液サラサラ効果は、加熱することで増すそうです!上で紹介した、硫化プロピルという成分が効いています。この成分は、水に溶けやすいので、洗う時はサッと洗い流す程度の方が良いようです。
それでは、天ぷら粉(中力粉)を用意しましょう。我が家では、茶殻を入れるのが好みです。他に、小エビも入れます。
(20160526撮影)
冷水を使って、混ぜます。水の温度を低くした方が「グルテン」をできにくくし、カラッとサクッとした食感に揚がるそうです。
刻んだ玉ねぎに、天ぷら粉を絡めます。
スプーンで適量をすくって、熱した油に入れます。中火以下で、あまり高温にならないようにしています。
は〜い、外はカリサク、中はふわふわの玉ねぎの天ぷらですよ〜
夕食に、いただきました〜 衣はカリカリ、サックサク、中はジューシーな甘みで、とぉーっても美味しいです!ごちそうさまでした〜
我が家の天ぷらは、お皿の上ではなくチラシ紙の上に乗って食卓に並びますww
玉ねぎたっぷり卵丼
次は、玉ねぎたっぷりの卵丼をご紹介しますね〜。
卵丼の食材(2人前)
- 刻んだ玉ねぎ(たっぷり)
- 卵2個
- グリーンピース(自家製)
- シーチキン(鶏肉などお好みで)
- エリンギ(スーパーで購入したものです)
- チンゲン菜(スーパーで購入)
- 生姜(スーパーで購入)
- 鰹節(出汁:スーパーで購入)
- 醤油
- 山椒(薬味:自家製)
はじめに鍋に水を適量入れ、出汁の鰹節を入れて温めます。火が通りにくそうな玉ねぎ、エリンギを入れます。シーチキンも入れました。鰹節は、取り出さずにそのまま食べてしまいます。
次に、グリーンピース、チンゲン菜を入れます。醤油を目分量でお好みの量を入れます。我が家はごく薄味で、食材の味を楽しんでいます。
卵を溶いて入れます。使っている卵は、「大前ファーム」という山間にある養鶏場で、米の餌で育った鶏の卵です。とぉーっても美味しいんですよ〜
溶き卵を入れて、しばらく煮ます。
薬味の山椒を細かく刻みます。
暖かいご飯の上にかけて、完成で〜す!玉ねぎの甘味が、グリーンピース、チンゲン菜や卵の味をそれぞれ引き立たせているかのような、美味しい卵丼になりましたよ〜
玉ねぎの栄養と効能
栄養素としては、ミネラルのカリウムが含まれるそうです。他に、多く含まれる成分としてケルセチンと硫化プロピルというものがあります。
カリウム
- 体内の余分なナトリウムを排泄促進し、高血圧の予防になる!
ケルセチン
(ポリフェノールの一種)
- 抗酸化作用が強い→生活習慣病予防、老化抑制になる!
- 血管をしなやかで丈夫なものにする!
- 血液がサラサラになる!
- 悪玉コレステロールを減らす、脂肪吸収を抑える!
硫化プロピル
- 血液がサラサラになるので、血圧が下がる、脳卒中・心筋梗塞の予防、動脈硬化の予防になる!
- 血液中の余分な糖や脂質を減らす!
- ビタミンB1の吸収を促す→豚肉などと一緒に食べれば、疲労回復、不眠やイライラ改善になる!
引用:玉ねぎの栄養!どんな効能があるの?生と加熱はどっちが栄養は上?
勉強になる:あらゆる病気に効果絶大!タマネギは優秀な健康食だった!
まとめ
新玉ねぎは、辛味が少なく生でも美味しくいただけますね。我が家では、火を通して天ぷらや炒め物にすることが多いです。甘みが増して、本当に美味しいです。今の時期は、毎日食べています!
玉ねぎは、血液サラサラ、生活習慣病予防や>老化防止に役立つ、とってもありがたい野菜。今まで挑戦したことのないレシピにも、チャレンジしてみたいですね〜