少しネットを調べると「ドクダミは臭い」し、「ドクダミ茶は美味しくない」みたいな記事が多いですね。でも、ドクダミの効能は誰もが認めるところ。薬草として大変優れた植物なんです!
ちなみに、僕はドクダミの匂いが大好きで、ドクダミ茶はすごく美味しいと思っています。
目次
珍しいドクダミの花 rare flower lizard’s tail
朝、母が珍しいドクダミの花を見つけてきました。下の写真の花です。ドクダミの花によく見る黄色い部分が少なくて、総苞片(そうほうへん)という白い花びらのようなものが幾重にも重なっていますね。
一般的なドクダミは、下の写真のように4枚の総苞片の中央に黄色い小さな花がたくさん咲いています。
「へぇ〜。珍しいねぇ〜」
感心したところで、母が「ドクダミ茶つくる?」と聞いてきました。
「つくる、つくるっ!」久しぶりにドクダミ茶が飲みたくなったので、乾燥させてドクダミ茶をつくることにしました〜♪( ´▽`)
ドクダミを乾燥させる
摘んできたドクダミをよく洗います。根はよく洗ってくださいね〜(^_^)
この時、土が付いていたようで、気付かず土入りのお茶を飲んでしまいました〜w
洗ったドクダミを日陰で干します。根の部分を縛って吊り下げる方が、風通しが良くなると思います。我が家はあまり気にしないので、いつもボイラーの屋根に寝かせておきます(*゚▽゚)
約10日干しました。下の写真のように乾燥し、パリッパリです。いかにも薬草って感じですね〜
煎じる(煮出す)際は、ハサミで適当な長さに刻みます。
ステンレス製のヤカンに水を入れて一度沸騰させます。ドクダミを入れて弱火にし、10分〜30分くらい煮出します。(薬草を煎じるときは、鉄や銅製でないものが良いようです。鉄や銅が溶け出して成分が変わるとか)
美味しいドクダミ茶の完成ですヽ(*´v`*)ノ
普段はヤカンから湯のみに注ぎますが、撮影するということでティーポットに入れてみました。
600ccを1日3回に分けて飲むと良いそうです(→地産地消を楽しむ)。
飲むときの注意点は、下記効能のところの副作用をご覧くださいね〜
ドクダミの効能
ドクダミは、十薬という別名があるほど、効能が多いそうです!カフェインを含まないのも、体に優しいですねっ!
ミネラル
- カリウム: 血圧安定、骨粗しょう症予防
- カルシウム: 骨や筋肉の形成、酵素の活性化
- マグネシウム: さまざまな生理機能に作用
- 鉄: 酸素の供給、エネルギーの産生
- マンガン: 抗酸化作用のある酵素に作用
- 亜鉛: 細胞の新生に作用
フラボノイド
- デカノイルアセトアルデヒド: 食中毒の原因であるブドウ球菌とか水虫の原因である糸状菌に対して強い抗菌作用がある(新鮮な生の葉のみ→わかさの秘密参照)
- クエルシトリン、イソクエルシトリン: 緩下効果(カンゲ=通便)強い利尿作用、脳動脈硬化防止作用
クロロフィル(葉緑素)
- 皮膚組織の再生を促し、傷口をきれいに治す。デトックス効果、貧血予防・改善、コレステロール値を下げる効果など
副作用
- お腹がゆるい人が大量に飲むと下痢をする
- 腎臓機能が低下しがちな高齢者や腎機能疾患の患者は、高カリウム血症を引き起こし、生命が危険になることもある
参考:
ドクダミ茶の効能と成分。そして副作用について
掘り出し市場
美容・健康 ユーグレナの効果
まとめ summary
ドクダミ茶は、その辺に生えているドクダミで簡単にできてしまう、リーズナブルで体にも大変良い優れた飲み物です。味が苦手な人もいるかもしれませんが、僕は食後に必ず飲んでいます!スッキリ美味しいので大好きです!
梅雨から夏にかけて食中毒や水虫が流行るときに、それに効く薬草がちゃんと生えてきてくれるところが素晴らしいですね〜(・∀・)ドクダミの生の葉を利用したことはないので、今度父と母に聞いて使ってみたいですっ!
また、ご報告しますね〜(ゝ∀・)
今日初めて庭のドクダミを摘んで干してみようと思いました。
昔母がそうしてたので。
坂商さんの記事はとてもきれいで、見やすいですね。
一言お声がけしたくなりました。
私も今難病のパートナーと向き合っていますが、いろんな楽しみをみつけています。
行けるとこまで行ってみよう!