
たけのこがたくさん手に入りました〜 🙂 🙂 今回は、たけのこを使ったレシピをご紹介しますね〜 😀 😀
目次
たけのこの栄養と効能
たけのこには、栄養素として食物繊維とカリウムが含まれています。また、チロシンというものも含まれます。
食物繊維の効能
- 歯ごたえがあり、満腹感が得られるので過食の予防になる
- 便秘解消に役立つため、大腸がん予防になる
- 血糖値上昇の予防になる
- コレステロールの吸収を妨げ、体外に排出する働きがある→成人病予防!
カリウムの効能
- 身体内の水分バランスを整えるため、ナトリウムを排出し高血圧を予防する
チロシン(茹でると出てくる白い成分)
- ドーパミン、ノルアドレナリンなどの神経伝達物質の原料になる
ドーパミンは脳を活性化させ、やる気や目標を達成した時の興奮などを作り出す
たけのこの刺身 sliced
まずは、たけのこ自身の味を楽しみたいですよね〜 😆 😆
採れたてのたけのこを刺身にしました!アク抜きをしただけのたけのこですよ〜 😮
ほのか〜な「えぐみ」が春を感じさせてくれます。柔らかくてコリコリした食感もたまりませんね 😉 😉
アク抜きの方法は、記事の下の方「アク抜き」にありますよ。

たけのこの刺身(20160512撮影)
たけのこご飯 takenoko rice
次は、春にこれを食べないわけにはいかない!たけのこご飯です 😮 😮
たけのこご飯の食材
- たけのこ 細かく切る
- にんじん ささがき
- あげ 細かく切る
- シーチキン 油を捨てない
- ちくわ 細かく切る
- 醤油
- 米(4合)
など
たけのこを細かく切ります。

たけのこを細かく刻む(20160515撮影)
その他の食材も揃えます。お好みでなんでも入れてみると良いと思います。

たけのこご飯の食材(20160515撮影)
具材を入れて、混ぜあわせます。炊飯は、「炊き込みご飯」モードにします。

お米、水、食材を入れて混ぜる(20160515撮影)
炊き上がりましたよ〜 😀 😀 夕食にいただきました。たけのこをたっくさん入れたので、風味がご飯によく染みてすっごく美味しくなりました〜 😆 😆 幸せです!

炊き上がったたけのこご飯(20160515撮影)
朴葉寿司 hoba zushi
私の住む岐阜県の飛騨地方などに伝わる郷土料理です。旧暦の端午の節句に作られてきました。
朴葉寿司の食材
- 朴葉
- 酢飯
- たけのこ
- わらびなど山菜をお好みで(出汁、醤油などで煮ます)
- 焼いたマスか鮭のほぐし身(今回は鮭を使っています)
- 卵焼き
- 紅生姜
朴(ほお)の木は、下の写真のような木です。大きな葉っぱが特徴で、飛騨ではこの木の葉っぱ(朴葉)を、今回の朴葉寿司、朴葉餅や朴葉味噌などで使用しています。朴葉味噌は、旅館に泊まると朝ごはんに出てくる人気メニューです!
朴葉は、葉が大きくて殺菌作用があるため、食材を包むのに適しています。さらに!朴葉の良い香りが食材や料理について、美味しさを引き立ててくれるような効果もあります!
朴葉の木から、朴葉をいただいてきます。他の木の葉に比べても、大きな葉っぱですね〜 😯 😯

朴の木 magnolia(20160524撮影)
朴葉寿司の食材です。我が家はこのような感じですが、ちらし寿司のような具材であればなんでも合うと思います。季節的に、サンショウの葉を添えると、さらに美味しいです 😆 😆 お好みで!

朴葉寿司の材料(20160524撮影)
焼いた鮭の切り身を、ほぐして酢飯に混ぜます。

ほぐした鮭の切り身を、酢飯に混ぜる(20160524撮影)
朴葉に酢飯をのせます。

朴葉に酢飯をのせる(20160524撮影)
さらに、具材を盛り付けます。

酢飯の上に具材をのせる(20160524撮影)
朴葉を適当な大きさに切ります。

朴葉を適当な大きさに切る(20160524撮影)
朴葉寿司の、完成です!

朴葉寿司の完成(20160524撮影)
夕食に、朴葉寿司を食べました! 😀 😉 たけのこの風味と朴葉の良い香りが食欲を増進させるので、いくつも食べてしまいました〜 😀 😆

朴葉寿司の夕食(20160524撮影)
たけのこの保存 preserve
たけのこの保存方法です。たけのこは、採ってきてすぐに茹でてアク抜きしないと硬くなり美味しくなくなってしまうそうです。母はこのことを「山へ帰る」と表現しています。
用法はこのような感じです。:「たけのこは、すぐ茹でんと山に帰ってまって、かとー(硬く)なってまうでなー」 😉
アク抜き
写真のように、水で煮てアク抜きします。「ぬか」などを使うと、アクがよくとれるそうですが、母によると保存するためにアクを少し残しておいた方が良いので、水だけで煮るそうです 😯 😯

たけのこのアク抜き水のみ(20160512撮影)
皮むき
茹でたら、皮をむきます。ツルッツルの肌ですね〜

たけのこの皮剥き(20160512撮影)

皮を剥いたたけのこ(20160512撮影)
保存
塩水につけて保存します 😉 😉 1.5リットル程度の水に塩2合ほどを入れて、温めて完全に溶かします。

塩水を作る(20160512撮影)
ペットボトルにたけのこを詰め、塩水で満たします。1年くらいは保存しておけます。瓶を使っても良いですが、取り出しにくいです。我が家は、取り出すときはペットボトルを切って取り出しています。楽です!

ペットボトルにたけのこを詰める(20160512撮影)
ペットボトルに、たくさん詰め込みました〜。大切に保存し、少しずつ食べさせていただきます!

ペットボトルに詰め込み保存状態のたけのこ(20160512撮影)
まとめ summary
今回は、母にたけのこを使った料理を教えてもらい、それらをご紹介しました!いかがでしたか〜?
いつも思うことなのですが、野菜や山菜など自然の食べ物は、美味しいだけでなく、健康面や精神面にとっても良く、本当に自然の恵みだということです。自然がなければ、生きていけないですね〜 😉 😉
また、昔の人が考えた保存方法なども学ぶことができました。食材を大切に使い、保存する。この精神も大切に受け繋いでいかなければならないと思いましたよ〜 😀 😀
熊本の人さん、いつも読んでくださり、もったいないお言葉をありがとうございます。
筍のすべてを…
多方面から… あますことなく…
いつも、丁寧で細やかな表現…
いつも、おなかも心もいっぱいだよ
素敵なブログを昨日も、ありがとうd(^-^)